【バレーボール】世界一の高さを誇るロベルランディ・シモンとは【21/22シーズンMVP】

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【バレーボール】世界一の高さを誇るロベルランディ・シモンとは【21/22シーズンMVP】


今回は、セリエA2021/22シーズンで優勝したルーベの中からMVPを受賞したロベルランディ・シモンについて紹介していきたいと思います。

ルーベの記事についてはこちらから

基本情報


・名前
ロベルランディ・シモン・アティエス
Robertlandy Simon Aties

・生年月日
1987年6月11日

・国籍/出身
キューバ/グアンタナモ州グアンタナモ

・体格
身長 208cm
体重 91kg

・ポジション
ミドルブロッカー

・最高到達点 
スパイク 384cm(389cm)
ブロック 326cm

来歴

バレーボールを始めたのは12歳の時であり、2005年に開催されたジュニア世界選手権ではジュニア代表として出場し、銅メダルを獲得、べストブロッカー部門3位という成績を残しました。

同2005年にはシニアのキューバ代表のミドルブロッカーとして選出され、ワールドリーグ・インターコンチネンタル・ラウンドのフランス戦でシニアの代表デビューを果たしました。

2008年にはキューバ代表のチームキャプテンに就任し、翌年2009年に開かれたワールドリーグでは2005年大会以来の準決勝に進出し、ベストブロッカー賞とベストスパイカー賞を受賞しました。

同年2009年のワールドグランドチャンピオンズカップでは準優勝を果たし、シモン選手自身はMVP、ベストブロッカー賞、ベストサーバー賞の3つを受賞、さらに2010年の世界選手権では銀メダルを獲得し、ベストブロッカー賞も受賞しました。

ちなみにシモンの最高到達点は公式記録で384cmという記録を残しており、現段階で世界一位となっていますが、非公式記録を含めると389cmというとんでもない記録を残しています。

セリエA 21/22シーズンにおいてのルーベ

シモンがルーベに所属したのは2018年のシーズンからであり、チームでは主力のミドルブロッカーとして活躍しています。

今シーズンのルーベは、イタリア代表オポジットのイバン・ザイツェフとブラジル代表アウトサイドヒッターのリカルド・ソウザ(ルカレリ)が加入しました。ザイツェフに関しては8シーズンぶりのルーベへの復帰となりました。

しかし、ザイツェフは東京オリンピックを終えた直後に膝の手術を行い、チームへの復帰まで時間がかかりました。

今シーズンそのようにしてスタートしたルーベは、前年度の上位4チームで行われる大会であるスーペルコッパでは初戦敗退となりました。

レギュラーシーズンでは順調に勝ち常に1位、2位にはつけていたものの、コッパイタリアでは準々決勝において石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノ1−3で敗れました。

今シーズンも世界トップクラスのメンバーが揃っているルーベに対して大きな期待が寄せられていただけあって、この結果はファンたちを不安にさせました。

こういった結果の要因の一つとして、チーム内の高齢化が懸念されていました。比較的選手としての寿命は短いと言われるバレーボールにおいて、シモンは34歳、ザイツェフとデセッコは33歳、さらにイタリア代表でルーベのキャプテンのユアントレーナは36歳と高齢な部類でした。

しかしながらさすが前回王者のルーベ。徐々に勝利を重ね、ついにファイナルに進出しました。

ファイナルでのシモンの活躍


ファイナルの相手は”地上最強アタッカー”ウィルフレド・レオンを有し、今シーズンのコッパ・イタリアで見事優勝したペルージャです。
ちなみにファイナルでのルーベとペルージャの組み合わせは2017/18シーズンからの4季連続となります。

このファイナルでのペルージャとの対戦においてシモンは素晴らしい活躍を見せました。

アウェーで行われた決勝ラウンド第1戦目は、フルセットの激闘になりました。その中でシモンはサービスエース3本、ブロックポイント3本を含めた両チーム最多の20得点をマークし、この試合のMVPに選ばれました。

続いてルーベのホームで行われた第2戦目は、第1戦目とは打って変わってルーベのストレート勝ちとなりました。

シモンはというと、アタック決定率67%をマークし、チーム最多16得点の活躍となりました。

ペルージャのホームで行われた第3戦目は、ペルージャにとって大きな脅威であるシモンが徹底的にマークされ思うように得点できず、1-3でルーベが敗北しました。

そして、あと1勝で優勝となるルーベのホームで行われた第4戦目は、シモンが順調にクイックで得点を重ね、ストレートで勝利し、見事ルーベが通算7度目、3シーズン連続の優勝を果たしました。

今大会MVPは、圧倒的な決定力と鉄壁のブロックが光ったシモンが選ばれました。

シモンは、「幾多の困難が降り注ぎましたが、私たちは信じることをやめませんでした。私のMVPは素晴らしい評価を意味しますが、これ自体は商品に過ぎません。大事なことは勝つこと。今、私たちはここにいます」とコメントしました。

まとめ

今回は、世界一の高さを持つロベルランディ・シモンとルーベの2021/22シーズン優勝までの道のりを紹介しました。

セリエA2021/22シーズンは終わりましたが、もう少しでネーションズリーグが開幕するのでそちらも楽しみです。

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