【ヴァレンティア】日本のエース西田有志とブラジルのベテラン達が所属するビーボ・ヴァレンティアとは【バレーボール】
前回の記事では日本代表キャプテンの石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノについて紹介しました。
今回の記事で紹介するのは、今季日本の大エース西田有志が所属することが決まり、世界中で話題となったビーボ・ヴァレンティア。
昨シーズンでのセリエAレギュラーシーズンの順位は12チーム中5位(13勝9敗)という好成績を残しています。
さらに今季のヴァレンティアはチームのアタッカー陣を刷新しており、昨シーズンまでいたデファルコやロサールらがチームを離れ、入れ替えで日本のエース西田有志、ブラジル代表のベテランであるダグラス・ソウザ、マウリシオ・シウバらが加入しました。
ビーボ・ヴァレンティアとは
名称
Tonno Callipo Vibo Valentia
トンノ カリッポ ビーボ ヴァレンティア
ビーボ・ヴァレンティアの歴史・戦績
1993年に設立。チームカラーはユニフォームのデザインにもなっている赤色と黄色。
チームの拠点でもあるイタリア南部に位置する都市ビーボ・ヴァレンティアは陽気なタイプの人間が多いとされている。
最初にも述べたように、昨シーズンではセリエA4強であるモデナやルーベから勝利を奪う試合もあり、レギュラーシーズンでは12チーム中5位という好成績を残し、飛躍を遂げた。
ビーボ・ヴァレンティアの注目選手
西田有志
西田有志/Yuji Nishida・身長186cm・最高到達点350cm)
今や日本だけにとどまらず世界中から注目されるスター選手になっている
西田選手。
最高到達点は350cm!身長192cmの石川祐希選手の最高到達点が351cmなので西田選手のジャンプ力の凄さがわかります。
西田選手の強みはその高さから繰り出されるスパイクとサーブ。2019年に開催されたワールドカップバレーで当時19歳の西田選手はベストオポジットとベストサーバーに選ばれました。
この攻撃に加えて、西田選手はレシーブもできるんです!オポジットは基本サーブレシーブには参加しませんが、サーブレシーブ以外のスパイクカットや相手の前に落とすフェイントを拾ったりするのが結構うまいです。
こんなにすごい西田選手ですが、石川選手や高橋藍選手のように高校時代から注目され記録を残してきたわけではありません。
海星高校に通っていた西田選手は2017年(西田選手が3年生の時)に全国高校総体でベスト16に入ったものの、高校時代春高バレーに出場することはできませんでした。
そこからVリーグのジェイテクトSTINGSに入団や日本代表入りを果たし、数々の記録を残すようになりました。
今後の活躍がとても楽しみな選手です。
マウリシオ・シウバ
マウリシオ・ボルジェス・アウメイダ・シウバ/Mauricio Borges Almeida Silva(OH・身長199cm・最高到達点335cm)
マウリシオ選手はブラジル代表のベテラン選手。
リオデジャネイロオリンピックでのブラジル金メダルに貢献した選手。
スパイクだけでなくディフェンスも器用にこなすことができる選手。
ダグラス・ソウザ
ダグラス・ソウザ/Douglas Souza(OH・身長199cm・最高到達点338cm)
こちらの選手もブラジル代表のベテラン選手。国際大会ではベストアウトサイドヒッターにも選ばれたこともある選手である。
しかし、ヴァレンティアで10戦を終えたところで、試合に姿をあまり見せなくり、ブラジルに帰還するという話もあるためもしかしたら脱退するかもしれない…
フラビオ・グアルベルト
フラビオ・グアルベルト/Flavio Gualberto(MB・身長199cm・最高到達点356cm)
ヴァレンティアに所属するブラジル代表のベテラン選手。
ダンディ系のイケメンでチームのブロックの中心人物となる選手。
まとめ
日本代表のエース西田選手の所属するヴァレンティアについて紹介しました。
21/22シーズンの成績はあまり良くなく、西田選手の怪我やダグラス選手の脱退疑惑などがあり心配ですが、今後の試合に注目です。
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